今の会社に入社して、約2年。
私は入社当時から、会社の目の前にある社宅に住んでいました。
家賃は約15,000円。
会社から徒歩5分、水道料金無料、駐車場も無料。
正直、かなり恵まれた環境でした。
そんな社宅を、私は今年4月に出ることを決心しました。
そして、最終的には家賃60,000円ほどの1DKへ引っ越すことになります。
なぜ、わざわざ家賃を4万5,000円も上げてまで引っ越したのか。
今回は、引っ越しを決心した理由と、実際に引っ越し準備を始めるまでを書いていきます。
社宅の入居条件
まず、私が住んでいた社宅の条件をご紹介します。
入居条件
- 独身であること
- 特定の年齢以下であること
- 実家から会社まで1時間以上かかること
社宅の条件
- 家賃:約15,000円(給料天引き)
- 敷地内無料駐車場
- 水道料金無料
- プロパンガス
- 会社から徒歩5分(道1本を挟んで目の前)
- 1R・6~7畳
- トイレ・バス別
- 独立洗面台あり
- 共同スペースあり
こうやって改めて書き出してみると、かなり条件が良かったと思います。
デメリットといえば、会社に近いことと、部屋が狭いことくらい。
だからこそ、引っ越しに踏み出すことができませんでした。
でも、ずっと心の中では「このままでいいのかな」という思いがありました。
もやもや① 会社への物理的距離も心理的距離も近すぎる
とにかく会社に近いことで、会社への依存度が高すぎると感じていました。
特に私は、一度転職を経験しています。
その経験もあって、今の会社に対しては、どちらかというと「会社とプライベートは明確に分けたい」という気持ちが強くなっていました。
でも社宅は、そんな私の思いとは正反対。
会社の目の前に住んでいるので、工場併設ということもあり、休日でも会社の音が聞こえます。
街中に出かけようとすれば、エントランスや駐車場で会社の人と会う可能性もある。
そして何より、「会社の持ち物である家に住んでいる」という感覚が強く、会社への依存も感じてしまっていました。
仕事と家が近いだけじゃなくて、心理的にも近すぎる。
それが少しずつ気になるようになっていました。
もやもや② 同じような境遇の人がいる安心感への怠惰
もう一つ、私が社宅を出るのをためらっていた理由があります。
それは、居心地が良すぎたこと。
社会人になると、一人暮らしではふとしたときに孤独を感じることがあります。
でも、社宅にはそれがありませんでした。
共同スペースがあるので、そこで毎日のように仲のいい人たちと夕飯を食べながら過ごしていました。
休日も同じ場所に住んでいるので、しょっちゅう遊びに行っていました。
家に帰れば、話す人がいる。
一人暮らしだったら感じていたかもしれない寂しさを、感じずに済んでいました。
もちろん、それが恋人やパートナーとの生活であれば話は違うのかもしれません。
でも、独身である私にとって、「寂しい」「誰かと一緒にいたい」という感情を感じないまま過ごせる環境は、ある意味で居心地が良すぎました。
はっきり言います。
このままだと婚期が遅れる。
そう思いました。
もともと私は、一人でいることはそれほど苦ではありません。
家族とも仲がいいので、安心感というものはずっとあります。
でも、それでも生まれる寂しさや孤独というものがあるから、人は恋をして、一生一緒にいる人を探そうとしたり、ドキドキや幸福を求めたりするのではないでしょうか。
……まあ、勝手に私が社宅に依存していただけなんですけどね。
ついに引っ越しを決心
そんな感じで、ずっと心の中にもやもやを抱えて過ごしていました。
そして、ついに4月。
引っ越しを決心しました。
決心した一番のきっかけは、
人が多い……!
4月になって新入社員も多く入ってきて、なんだか社宅全体が落ち着かなくなりました。
お風呂が共用の廊下側にあるので、お風呂に入っていると人の声が聞こえる。
廊下で人とすれ違うことも増えた。
そこでふと思いました。
「あ、ここで決心しないと、私は一生社宅住みだ!」
そう思ったら、急に引っ越しへの気持ちが強くなりました。
そこから、引っ越し準備を始めることにしました。
引っ越し準備開始 ~引っ越し2か月以上前~
① 周りに引っ越すことを宣言(4月中旬)
これ、意外と大事です。
私は自分の中だけで決めると、とにかく決心が揺らいでしまうタイプ。
「やっぱり今じゃなくてもいいかな」
「家賃高くなるしな」
と、いろいろ理由をつけてやめてしまいます。
なので、親しい人に「引っ越す」「物件を探す」と宣言しました。
先に周りに言ってしまうことで、自分の逃げ道をなくしました。
② 大まかな引っ越し時期を決める(4月下旬)
私の場合、社宅かつ自分都合での引っ越しだったので、明確な退去期限はありませんでした。
だからこそ、自分で期限を決める必要がありました。
早くても遅くても、4月から賃貸を探すのであれば、実際の引っ越しは少し落ち着いた時期になります
そこまで時期にはこだわらず、ただ、あまり先にすると自分のやる気がなくなりそうだったので、6月中旬ごろを目安にしました。
③ 引っ越しサイトを見始める(4月末)
4月末ごろから、賃貸サイトをいろいろ見始めました。
この時期に出ている物件は、実際の引っ越し時期には募集が終わっている可能性もあるので、あくまで参考程度。
気になった物件はその都度お気に入り登録していました。
……が、数が多すぎて、ほとんど覚えていません。
もちろん後から見返すことも、ほぼありませんでした。
この時点で決めていたのは、家賃くらい。
7万円前後で探していました。
そして、いろいろな物件を見ていくうちに、「自分が次の家に求めるもの」も少しずつ見えてきました。
④ 条件を作成する
いろいろなサイトを見ながら、希望条件をリストアップしました。
今回は、単純に「安い家」ではなく、自分がこれからどう暮らしたいかを考えて条件を決めました。
まず、絶対に欲しかったのが、
- 今の社宅より広いこと
- 6畳以上
- バス・トイレ別
- 独立洗面台
- 駐車場あり
このあたり。
そして、仕事柄、新幹線の駅へのアクセスが良いことも重要でした。
私は営業職なので、県外への出張があります。
そのため、普段の通勤だけではなく、「出張するときに新幹線に乗りやすいか」ということも考えていました。
そして、今回の物件探しでかなり気にしていたのが、騒音です。
実は、騒音については過去に少しトラウマがあります。
今の社宅の一つ前に住んでいたのも、以前の会社の借り上げ社宅でした。
そこもRC構造だったのですが、壁が薄かったのか、隣の部屋のテレビの音が聞こえてくることがありました。
引っ越したばかりの頃、家の片付けなどで多少物音を立てていたこともあったのですが、ある日、隣の方から玄関の扉に、
「最近、物音がうるさいと思います」
という付箋を貼られたことがあります。
自分ではそこまで大きな音を出しているつもりがなかったので、かなりショックでした。
それ以来、家を探すときには「隣の部屋の生活音が聞こえないか」ということをかなり気にするようになりました。
一方で、今回まで住んでいた社宅は工場のすぐ近くということもあり、同じくRC構造でしたがおそらく壁の間がコンクリートになっていました。
そのおかげか、隣の部屋の音は一切気になりませんでした。
(ほかの人の話によると、隣でトランペットだか楽器の練習をしていても一切聞こえなかったとのこと)
工場の音は聞こえるのですが、毎日聞いているうちに慣れてきて、普段の生活ではそれほど気にならなくなりました。
ただ、窓を開けると工場の音がかなり聞こえるので、窓を開けて過ごすことはほとんどありませんでした。
そんな経験もあって、次に住む家では、「隣人の生活音が気にならないこと」をかなり重要視していました。
単純に「静かな場所に住みたい」というより、家では周りを気にせず、自分の生活をしたい。
それが私にとっては大事な条件でした。
さらに、部屋そのものだけではなく、アパート全体の明るさや雰囲気も気にしていました。
部屋が綺麗でも、建物全体が暗かったり、なんとなくどんよりした雰囲気だったりすると、それだけで気分が沈みそう。
私は家で過ごす時間も好きなので、「帰ってきたときに気分が落ち着くか」というのは意外と重要でした。
そして、ガスについて。
最終的に住むことになった物件はプロパンガスなのですが、最初は都市ガスで探していました。
理由は単純。
私はお風呂が好きだから。
毎日のお風呂でガスをたくさん使うことを考えると、できれば都市ガスがいい。
そう思っていました。
……が、最終的にはプロパンガスの物件を選ぶことになります。
このあたりも、実際に物件探しをしていく中で、少しずつ条件の優先順位が変わっていきました。
こうして、自分の中で「次の家に求める条件」が少しずつ固まっていきました。
家賃15,000円の社宅から、家賃60,000円ほどの賃貸へ。
金額だけを見れば、かなり大きな変化です。
でも、今回は「できるだけ安い家に住む」のではなく、会社ではなく自分の生活を基準にして、住む場所を選んでみる。
それをやってみることにしました。
次回は、実際にどんな物件を探したのか、そして最終的に今の1DKに決めるまでを書きたいと思います。
以上

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