前回は、家賃15,000円の社宅を出ることを決心して、実際に物件探しを始めるまでを書きました。
今回はその続き。
いよいよ、本格的に物件探しを始めます。
最初は、
「せっかく引っ越すんだから、今より快適な家に住みたい!」
と、かなり理想を膨らませていました。
でも、実際に物件を探してみると……
思っていたより、全然ない。
今回は、そんな私がいろいろな物件を見て、条件を見直しながら、最終的に家賃6万円の1DKに決めるまでを書いていきます。
まずは気になる物件を1件に絞って内見予約
4月末ごろから賃貸サイトを見始めて、まず「ここ気になる!」と思った物件を1件見つけました。
家賃は6万3,000円くらい。
当時の私が考えていた予算にも近く、条件もかなり良さそうだったので、さっそく内見を予約しました。
ところが、このときはゴールデンウィーク中。
不動産会社からの返信もなかなか来ません。
そして、ようやく連絡が来たと思ったら……
なんと、すでに入居が決まっていて、内見できないとのこと。
せっかく見つけたのに!
かなり残念でした。
ただ、その連絡をきっかけに、そのまま不動産会社の店舗へ行くことになりました。
初めての内見。現実を知る
店舗で希望条件を伝えて、いくつか物件を紹介してもらいました。
そして、そのまま実際に物件を見に行くことに。
この日はトータル3時間くらい。
3件ほど見て回りました。
……が。
正直、かなりがっかりしました。
最初に考えていた条件だと、
- 古い
- 駅から遠い
- 条件に合う物件が少ない
という感じ。
「え、今の条件だと本当にこんな家しかないの?」と、ちょっと落ち込みました。
私はそれまで、「多少古くても、住めれば大丈夫でしょ」くらいに思っていました。
でも、実際に見てみると、築年数が30年を超えている物件は、どうしても気になる。
もちろん、築年数が古くても綺麗にリフォームされている物件はあります。
でも、実際に見た物件は「やっぱり古いな」と感じるものも多く、
「私は思っていたより、古い家は無理なのかもしれない……」と、ここで初めて気づきました。
木造も視野に入れるべき?
そして、もう一つ悩んだのが「構造」。
私は前回の記事でも書いたように、以前の社宅で隣の部屋の生活音が聞こえてきた経験があり、騒音にはかなり敏感です。
そのため、できればRC造がいい。
でも、RCに限定すると、さらに選択肢が少なくなる。
「もしかして、木造も視野に入れないといけないのかな……」
そんなことも考え始めました。
とはいえ、「でも、やっぱり騒音は気になる……」という気持ちもある。
条件を緩めれば物件は増える。
でも、緩めたくない条件もある。
物件探しって難しい。
家賃も、だんだん譲れなくなってきた
最初は家賃7万円前後でも探していました。
「頑張れば払えなくはない」という感覚だったからです。
でも、物件を見ているうちに、「できれば家賃は抑えたい」という気持ちが強くなってきました。
最初に内見予約をした物件が6万3,000円くらいだったこともあり、
「これくらいなら出せる」という感覚がだんだんできてきました。
逆に7万円を超えてくると、「今の給料だと、ちょっときついな」と思う。
もちろん頑張れば払えます。
でも、家賃にそこまでお金をかけるより、できることなら他のことにもお金を使いたい。
最終的には、6万円前後を目安にしたい。
そんな気持ちになっていきました。
外の物件を見て、社宅の良さを再確認
そして、もう一つ意外だったことがあります。
それは、「社宅って、思っていたよりかなり綺麗だったんだな」ということ。
社宅にいるときは、
「狭いし、会社の目の前だし、早く出たい!」
という気持ちが強かったので、あまり考えていませんでした。
でも、実際にいろいろな賃貸物件を見てみると、社宅がかなり綺麗に管理されていたことに気づきました。
会社の持ち物だからこそ、きちんと管理されていたんだと思います。
「社宅、意外と恵まれてたんだな……」と、ここで改めて実感しました。
もちろん、それでも引っ越したい気持ちは変わりませんでしたけどね。
1つの不動産会社だけでは決められない
最初に見た物件があまり自分の条件に合わなかったこともあり、その後は自分でも再び賃貸サイトを探し始めました。
そして、最終的には複数の不動産会社に行くことにしました。
私が予約したのは、
- いい部屋ネット
- アパマンショップ
- エイブル
など。
同じ条件を伝えても、不動産会社によって紹介される物件がかなり違いました。
これには結構びっくりしました。
いい部屋ネットで物件探し
まずは、いい部屋ネット。
いろいろな物件を紹介してもらいました。
ただ……
うーん。
やっぱり条件が微妙。
さらに、気になる物件があっても、すぐには内見できないものもありました。
この日は、翌週の日曜日にいくつか内見する予定を立てて終了。
まだまだ物件探しは続きます。
アパマンショップでは「条件の見直し」から
次の日の午前中には、アパマンショップへ。
ここで、今までの担当者さんとは少し違う対応をされました。
物件を紹介する前に、「今の条件だと、正直かなり厳しい」というところから話が始まりました。
そして、
「本当に譲れない条件は何なのか?」
を一緒に考えてくれました。
これが、私にとっては結構大きかったです。
物件を探していると、
「駅近がいい」
「RCがいい」
「綺麗なところがいい」
「広い方がいい」
「家賃は安い方がいい」
と、どんどん条件が増えていきます。
でも、全部を叶えようとすると、当然物件はなくなる。
だから、
「これは絶対に譲れない」
「これはあったら嬉しいけど、なくてもいい」
と、優先順位をつける必要がありました。
アパマンショップでは、いくつか物件を紹介してもらいました。
ただ、やっぱり家賃は高め。
この日は午後にも別の不動産会社を予約していたので、内見は別日にすることになりました。
そしてエイブルへ
同じ日の午後、今度はエイブルへ。
ここで、今まで紹介されていなかった物件が出てくる出てくる。
「こんな物件もあるの!?」という感じでした。
その中には、広くて、しかも比較的家賃が安い物件も2~3件ありました。
実際に4件ほど見に行きました。
そのうち2件くらいは、なんと2LDKくらいのかなり広い物件。
それまで私は、「部屋は広ければ広いほどいい」と思っていました。
でも、実際に見てみると……
「あれ?ここまで広くなくてもいいな」となりました。
広い物件はファミリー層向けになることも多く、そうすると今度は、
「子どもの足音とか、騒音が気になるかもしれない」
という話も出てきました。
なるほど。広ければいいってわけでもないんだ。
物件探しをしていると、自分が最初に考えていた条件がどんどん変わっていきます。
「ここにしたい!」と思った物件
そして最後に見た物件。
なんと、ほんの数日前にリフォームが完了したばかりでした。
入ってみると……
めちゃくちゃ綺麗。
新築みたい。
しかも、
- 家賃6万円
- 1DK
- 床が白い
- 駅にも比較的近い
- かなり綺麗
という条件。
「ここ、いい……!」
一気に心が揺さぶられました。
それまでなかなか理想の物件が見つからなかったので、
「ここにしたい!」と思いました。
一度家に持ち帰って考えることにしたものの、帰ってからも、
「やっぱりあそこいいな……」と、ずっと気になっていました。
近くに住んでいる知人に、その物件がある地域はどんなところなのか聞いたり。
家族にも、「この物件どう思う?」と相談したり。
まだ契約もしていないのに、
「ここに住んだら、この家具はここに置いて……」と、かなり妄想していました。
ただ、一つだけ引っかかっていたことがあります。
それが、
玄関を入ってすぐ横がお風呂で、脱衣所がないこと。
さらに靴箱もありませんでした。
「ここ、どうやって使おう?」
「衝立を置いた方がいいかな?」
「靴箱はどうしよう?」
まだ住むと決めてもいないのに、すでに住み始めた後のことを考えていました。
それくらい気に入っていたんだと思います。
そして、不動産会社の方からは、「早くしないと埋まってしまうかもしれません」という話も。
ますます悩みます。
そこに届いた、アパマンショップからのメール
そんなふうにエイブルで見つけた物件について悩んでいたところ。
アパマンショップの担当者さんから、メールが届きました。
物件の案内でした。
その物件が……
今、私が住んでいる家です。
家賃6万円、35㎡の1DK
紹介されたのは、
- 家賃:6万円
- 1DK
- 約35㎡
- RC造
- 築26年
- 3階建ての3階
- 中部屋
- トイレ・お風呂別
- 駅から約3km
という物件でした。
正直、条件だけを見ると、エイブルで見つけた物件の方が魅力的に見える部分もありました。
でも、実際に周辺を車で見てみると、印象が変わりました。
周辺環境がかなり良かった
まず、周辺環境が良い。
スーパーがある。
ドラッグストアもある。
飲食店もある。
そして、大きな道路が近くにあるので、車での移動がしやすい。
会社へ行くときも、大きな道路を使って行けるので、
「これなら朝もあまり時間がかからなそう」と思いました。
周囲も明るい。
家そのものだけではなく、
「ここで生活すること」を考えたときに、かなり暮らしやすそうでした。
そして何より、
家賃6万円。
これは大きかったです。
内見してみると、思っていた以上に良かった
実際に内見してみると、まず、部屋が綺麗。
そして、広い。
ベランダも広い。
部屋も明るい。
「築26年だから、もっと古い感じなのかな」
と思っていたのですが、実際に見てみると全然違いました。
もちろん、新築ではありません。
でも、私にとっては十分綺麗。
そして、もう一つ嬉しかったのが間取りでした。
これまで住んでいたのは1R。
でも、この家は1DK。
お風呂には広めの脱衣所があって、扉で仕切られています。
キッチンとダイニングも扉で仕切れる。
玄関も、ほかの空間とちゃんと区切られている。
これが、思っていた以上に嬉しかった。
「家の中に、ちゃんとそれぞれの空間がある!」という感じ。
1Rに住んでいた私にとっては、それだけでもかなり新鮮でした。
最終的に、今の家を選んだ理由
もちろん、気になるところもありました。
一番気になったのは、
プロパンガス。
最初は都市ガスで探していたので、ここは妥協することになりました。
そして、もう一つ。
3階なのにエレベーターがない。
これも少し気になりました。
買い物帰りに荷物を持って3階まで上がるのは、正直ちょっと大変そう。
それでも。
最終的には、この家に決めました。
なぜかというと、
全部合わせたときのバランスが一番良かったから。
家賃は6万円。
35㎡の1DKで、今までよりかなり広い。
RC造。
3階の中部屋。
部屋も明るくて綺麗。
そして何より、周辺環境が良かった。
スーパーもドラッグストアも飲食店もある。
車での移動もしやすい。
会社へも行きやすい。
「ここなら、自分の生活をちゃんと作れそう」
そう思いました。
最初に探していたときは、「条件を全部叶えないと!」と思っていました。
でも、実際にいろいろな物件を見てみると、
「自分にとって本当に大事なものは何なのか」が少しずつ分かってきました。
家賃を抑えたい。
でも、古すぎるのは嫌。
騒音も気になる。
広さも欲しい。
でも、広すぎなくていい。
駅近も大事だけど、それ以上に生活のしやすさが大事。
そうやって条件を一つずつ整理していった結果、最終的に選んだのが、今の家でした。
家賃15,000円の社宅から、家賃6万円の1DKへ。
金額だけを見ると、大きな変化です。
でも、実際に物件探しをしてみて、
「私は何にお金を払いたいのか」
を考えるきっかけにもなりました。
次回は、いよいよ実際の引っ越し。
初期費用はいくらかかったのか、引っ越しにかかったお金や、実際に部屋を作っていく過程について書きたいと思います。
以上

コメント