前回の記事では、家賃15,000円の社宅から家賃60,000円の1DKへ引っ越すことを決めて、実際に物件を探した話を書きました。
今回は、物件を決めてから実際に引っ越すまでと、引っ越してから感じたことを書いていきます。
「家賃が4.5万円も上がるけど、本当に引っ越してよかったの?」
と思う方もいるかもしれません。
結論からいうと、私は今のところ全然後悔していません。
ただ、実際に引っ越してみて分かったこともいろいろありました。
5月30日に物件決定。引っ越しまで約3週間
今の家を決めたのは5月30日。
この日に内見をして、その場で「ここにしよう」と決めました。
そこから引っ越しまで約3週間。
その間に契約や初期費用の支払いなどを進めました。
6月7日には、もう一度物件を見に行きました。
このときは不動産の担当者さんにも来てもらって、家具や家電を置く場所など、部屋のいろいろなところを一緒に測りました。
これが思っていた以上に大事でした。
新しい家具を買うにしても、
「ここに入るかな?」
「このサイズなら置けるかな?」
と実際の寸法が分からないと決められません。
このときに部屋のサイズを確認できたので、引っ越し前に家具や家電を準備しやすかったです。
また、この日に契約についての説明も受けました。
初期費用は約30万円
今回の引っ越しで、物件の契約時にかかった初期費用は約30万円でした。
家賃が60,000円なので、家賃だけを見ていると「6万円ならなんとかなるかな」と思いますが、実際には最初にまとまったお金が必要です。
さらに、家具や家電もいくつか買い足しました。
今回新しく購入したのは、
- ダイニングテーブル
- 椅子
- 一人掛けソファ
- ベッド
- 棚
- ガスコンロ
など。
社宅から持っていけるものは持っていきましたが、新しい部屋に合わせて買い直したものも結構ありました。
引っ越し業者は冷蔵庫と洗濯機だけ
引っ越し業者にお願いしたのは、冷蔵庫と洗濯機の運搬だけ。
費用は25,000円でした。
それ以外の荷物は、自分で運ぶことにしました。
これなら引っ越し代をかなり抑えられると思ったからです。
……が、実際にやってみると、これがなかなか大変でした。
引っ越し当日は一人で3往復
6月20日、いよいよ引っ越し当日。
朝から荷物を運びました。
結局、一人で3往復。
さらに友達にも手伝ってもらって、1往復。
合計4往復しました。
今思い返しても、めちゃくちゃ大変でした。
しかも今の家は3階で、エレベーターがありません。
何度も階段を上り下りすることになったので、荷物を運ぶだけでかなり体力を使いました。
冷蔵庫と洗濯機を運んでくれた引っ越し業者さんも、3階まで階段で運ぶのは大変そうでした。
普段生活している分には「3階・エレベーターなし」はそこまで気にならないのですが、引っ越しのことだけを考えるなら、やっぱりエレベーターはあったほうがいい。
これは今回の引っ越しで学びました。
でも、その日のうちにほぼ片付いた
そんな感じでかなり大変だったのですが、良かったこともあります。
その日のうちに、ほぼ片付け終わりました。
なんと、段ボールも全部開けました。
「今日はとりあえず荷物を運ぶだけにして、片付けは後日でいいかな」とも思いましたが、勢いで一気にやってしまいました。
結果的にはこれが良かったです。
翌日からは、段ボールに囲まれた状態ではなく、普通に新しい家で生活を始めることができました。
実際に住んでみて、一番よかったのは「広さ」
初めて新居で過ごしたときに、一番最初に感じたのは、「やっぱり広いな」ということでした。
社宅にいたときよりも、自分のために使える空間が増えました。家具を置いてもまだ余裕がある。
ベッドを置いて、ダイニングテーブルを置いて、一人掛けソファを置いて。
それでもちゃんと「自分の部屋」として過ごせる。この広さは、実際に住んでみるとかなり快適でした。
そして、最近は広いベランダもお気に入りです。なんと、ベランダで植物を育て始めました。
引っ越す前には、まさか自分がベランダで植物を育てるとは思っていませんでした。こういう「自分の生活を自分で作っていく感じ」は、社宅にいたときにはあまりなかった気がします。
引っ越して、一番大きかった変化
今回の引っ越しで、部屋が広くなったこと以上に大きかったのが、
会社と自分の生活を切り分けられたこと。
社宅にいたときは、会社がすぐそこにありました。
同じ会社の人たちも近くにいて、生活と仕事の距離がかなり近かった。
もちろん、それが楽だった部分もあります。
でも、そこから離れて一人で暮らすようになって、「自分ってこれからどうしたいんだろう」と、自分自身について考える時間が増えました。
同期と自分を切り分けることができた、という感覚もあります。
会社の中での自分ではなく、一人の人間としての自分を見直す時間が増えた。これは、家賃が上がってでも引っ越したかった理由の一つだったので、実際に叶ったのは良かったと思っています。
まだ完全に「自分の家」になったわけではない
とはいえ、引っ越してまだそこまで時間が経っていないので、完全にこの家に慣れたわけではありません。
実家に帰ったときのような安心感も、まだありません。でも、少しずつ、「ここが自分の家なんだな」と思えるようになってきました。
植物を育てたり、家具を選んだり、自分の好きなように部屋を作ったり。そうやって生活しているうちに、少しずつこの部屋が自分のものになっているような気がします。
ただ、これから先のことを考えると少し不安もある
今回の引っ越しで一つだけ気になっているのが、これから先のことです。今は一人暮らしを楽しんでいます。
でも、私は別に「ずっと一人でいたい」と思っているわけではありません。
もしこれから誰かと一緒に生活することになったら、そのときはこの家とはおさらばすることになるのかもしれない。
そう考えると、「この家にどこまでお金や時間をかけていいんだろう?」と思うこともあります。
まだ何も決まっていない未来のことなので、考えても仕方がないのですが、そういうまだ確定していない未来への不安が少しあって、地に足がついていないような感覚になることもあります。
それでも、今の私はこの引っ越しをしてよかったと思っています。
家賃は上がった。でも、後悔はしていない
社宅に住んでいた頃は、家賃15,000円。
今は60,000円。
毎月の家賃は45,000円上がりました。
さらに、初期費用約30万円と、引っ越し代25,000円。金額だけを見ると、かなり大きな出費です。
それでも、今のところ全然後悔していません。
会社から離れて、自分の好きな場所で暮らす。
自分で家具を選んで、自分で部屋を作る。休日に誰かに会うことを気にせず、自分の時間を過ごす。
そして、自分がこれからどう生きたいのかを考える。
今回の引っ越しは、単に「広い部屋に住みたかった」というだけではなく、会社中心だった生活から、自分の生活を取り戻すための引っ越しだったのかもしれません。
まだこの先どうなるかは分かりません。
でも、少なくとも今は、この家での生活を少しずつ自分のものにしていきたいと思っています。

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